8月の最終日曜日

ここ、つがる市では夏の終わりと同時に、秋の訪れを告げる祭りが催される

その名も、『馬市まつり』

由来を噛み砕いて言うと…

農耕馬のせり市として、東北三大馬市に数えられていた旧木造町

農機具の機械化により、馬市が廃れ

形を変え、昭和50年から「馬ねぶた」として復活した祭りである

子供の頃は「馬市まつり」が楽しみでならなかった

会場に出店するお化け屋敷、サーカス…

道路端に並ぶ多くの的屋に、わくわくしたものである

現在では露店が減り淋しくなった感があるが

それでも、このお祭りは大好きである

私のお勧めは、断然『新田火祭り』

ストーリーが面白い

女性の悲鳴がけたたましく響き…

身の毛がよだったところで、モッコ（お化けのようなもの）が登場

モッコガ踊りまわった後は、製作した馬ねぶたに火を放つ…

新田開発に尽くした馬の魂を沈め、五穀豊穣を願うべく、馬ねぶたが燃やされる

燃え上がる火の上では、夏の終わりを告げる打ち上げ花火

肌寒さと、臨場感溢れる火のコラボレーション

この祭りが終わると、いよいよ稲刈りのシーズンが到来する

馬市まつり日程